※休みをいいことに、クソ長いです。
※時間のない方は、こちらの"Fotologue"をどうぞ。。

えーといきなりでしたが、一生で一発の親孝行目的で母親とドバイへ遠征してきます。
2008年・・・仕事はほどほどに路線の集大成と言ってしまったらその通りですが、パラサイトの身分に、たまに罪悪感を覚えたり、将来的に心温まるサポートが必要(?)だったり・・・とにかく親孝行目的で行くことにしました。個人的にはまだ未踏のアフリカ・・・モロッコ、チュニジア、エジプト辺りがよかったりしましたが、主賓が"ドバイ"ということだったので決まりました。昨今の新聞でドバイのバブルも弾け・・・たようなニュアンスの記事もあったのでどんな街なのかの興味もあったので楽しみにしてました。

Age 29...-12252008-001ということでもはや旅行フリー久な方にはお約束の羽田発関空経由エミレーツ航空で飛びました。まぁまずはお約束の機内食から・・・。味はいたって普通でした。エミレーツ航空の場合、アメニティやらフライト中のエンタテインメントが有名どころだし、さほど機内食へ期待はしておりませんで。。ただこれがエコノミーでなくビジネスやファーストで行った日には大いに変わりますが。




Age 29...-12252008-002名高い個人エンタテイメントサービスを一応記念に・・・殆ど映画を見ていましたが、日本就航便だったせいか、マジックアワーもクロサギも相棒も見られてしまう。DVDも買って既に見ているのに、The Dark Knightをまたも観てしまいました。ちなみにルートとしてユーラシア大陸の東側の奥地を飛んでいく感じでしょうか・・・。気象も安定していたので激しく揺れることもなく平和に到着と・・・ただ11.5~12時間のフライトなのでイメージよりは長く感じるかもしれません。


Age 29...-12252008-003ということでドバイへ到着。関空を夜11時過ぎに出るフライトでドバイ着が遅延して、朝6時半と。いつも通りフライト中は落ち着いて寝られない人なので、ここからドバイ観光やら始まるのはしんどいなぁとも思っていたけど、オールするときの谷間は乗り越えていたのでどうにかなっちゃったと。ドバイ自体エリアが二つに分かれていて、ビーチや容赦ない高層建築がたくさんあるバブっているイメージのあるジュメイラ地区と昔からある雰囲気と庶民的な雰囲気が混じった感じのデイラ地区と。今回は後者のデイラ地区にあるホテルを拠点にしました。空港に立った印象・・・とにかくデカいです。一昨年バンコクのスワンナプームも大きいなぁとは思っていましたがそれ以上に大きい・・・。しかも、大きいサイズであることに価値を見出しているかのようなつくりで、迷子になる可能性も大いにありそうな印象でした。入国審査はいたってシンプルで、アラブ人独特の恰好をしてくださっている方々にスタンプを押されるだけ。母親は、「こんにちは!!」と言われたのに、「おはようございます!!」と返す始末・・・まぁ学校の国語の先生だから。しかも列を作って待っていても割り込むわ、と未体験のアラブの世界の洗礼を軽く浴びてました。

Age 29...-12252008-004というのを経てまずは荷物が動くには邪魔なのでホテルへ・・・。日本だと12月25日が過ぎれば綺麗さっぱりクリスマスムードはなくなるのですが、まだいらっしゃるのがサンタクロース(後日談として、よく考えていたら12月31日の午前中までホテルのレセプションにいらっしゃいました)。。ホテルに着いたのが朝7時くらいだったけど、チェックインをOKしてくれる素敵なホテルでよかったなぁと痛感。これは個人的な意見ですが、ホテルのグレードは高めのものを選ぶのが正解かなぁと旅行していて思いました。今日日、イロイロなインターネットサイトでも四つ星や五つ星でも恐ろしく安い価格のものもあるでしょうし、この街で宿泊費をケチると安いホテルで設備等のもろもろのサービスが価格に合わないなんてことも大いにある得ると思いました。しかもそれなりのグレードのホテルであれば、地理がイマイチというときに道路標識と一緒に矢印と名前が一緒に出ているので助かるでしょうし。





Age 29...-12252008-008Age 29...-12252008-007Age 29...-12252008-006Age 29...-12252008-005とりあえず初日ではあるものの、大雑把に7日間でどうやって過ごすかは決めていたものの具体的に中身なしの状態だったので・・・いつも一人旅だったら無問題でしょうが、誰かと一緒になるとまずかろうということで、現地の旅行会社を経由して、午後4時出発の"砂漠ツアー+ベリーダンス鑑賞ツアー(夕食つき)"を申し込むことに。夕日と砂漠、夜にバーベキューとベリーダンスの組み合わせでよかろうということで。出発するまでに時間が4時間くらいあったので試しにデイラ地区を歩いてみました。まずはデイラ地区の中心街に差し掛かるところに地下鉄の工事現場を発見と。まぁクリスマスだからなのかクレーンは動いておらず。。さらに歩いていくと、建てているのか壊しているのか全く見当がつかないアパートらしきものを発見。。さらに進むとモスクを発見、ここからはいきなり大音量でコーランが聞こえてきたのでちょっと一安心。さらに進むと時計付きモニュメントと。綺麗ですな、これ。ということで実はバブル崩壊は微妙にあるのかとふと思ってみたりしました。



Age 29...-12252008-010Age 29...-12252008-009そして昼食後に部屋へ戻ってツアーまでゆるゆるしていたら、電話・・・「今日のツアーは、4時出発でロビーに3時半集合だったのが、3時出発で2時半集合ね」と。なんてテキトーな(驚)!!海外だから、遅刻はあり得る・・・日本のpuncutualityは最初から期待していない僕だったけど、前倒しにはびっくりさせられました。部屋に戻っていなかったらどうなっていたことやら。オカネは払ったけど置いていかれるか、電話どおりに2時半に来た人が僕らを待ってくれるのか・・・う~む。ということでドバイ市内から4WDで1時間弱車を走らせたら砂漠着と。きっと会社ことに走るエリア(縄張り??)がきっとあるんだろうなぁと。あと、4WD一台で走るのは危険だということで6台ぐらいのグループで砂漠を暴走してきました。


Age 29...-12252008-012Age 29...-12252008-013Age 29...-12252008-014Age 29...-12252008-011Age 29...-12252008-015絶叫マシーンは割とこなしている僕にはまぁほどほどだった暴走も40分くらいで終わってベリーダンス+バーベキューの会場へ・・・。まぁここでもアラブ圏のテキトーさにヤラれました。夕方になりつつあって母親とらくだに乗ったり現地人化したり楽しんでいたのですが、一向にバーベキューも出なけりゃ、やたらベリーダンスに合う音楽は流れるもののベリーダンスが始まる気配すらないと。ただここは砂漠のど真ん中・・・キレて帰ると言うカードなぞもちろん無理。結果として食事に2時間待ち、ダンスに2.5時間待ちました。・・・orz一緒にいたフィンランド人夫妻がキレずにおとなしく話していたのが寛大だなぁって思ってました。あとは会場へ他の会社経由でツアーを申し込んだ人もわんさわんさと来ていて、ダンスがよく見えるように最前列の席を確保していたら、インド人家族が「俺たちは8人家族なんだ。お前ら2人で8人テーブルを占領しないでどいてくれないか!?」・・・さすがに言いましたよ、"NO! Why!?"と、日本人ですけど。で、ベリーダンスのショーも30分弱で終わってしまい、冬の砂漠・・・気温がたぶん10℃下回るくらいだったから最後は観客席にいた多数の方もステージにのってしまって踊り狂う収拾つきません的事態と。
で、帰り道・・・一緒に砂漠を暴走していた4WDが砂漠で轍にハマってさぁ大変と。ドライバーは何も言わずに救助活動へここでも30分ほど。。最初ホテルには10時に戻れるとか言っていたのに、着いたら12時前。こっちは昨晩から殆ど寝てないの~と。旅行会社の担当に吼えたくなる初日がこれで終了と。。